研究計画

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令和5年度研究計画

令和4年度 研究計画


研究計画
令和4年度 研究主題 

   子ども一人一人が見方・考え方を生かし、対象への愛着を育む生活科を目指して

〜単元構成・学習過程の工夫と教師の支援を通して〜

これまでの研究で明らかになったこととして、繰り返し対象と向き合うことで気付きの質の高まりが見られたことが挙げられます。また、適切な支援を行えば児童の意欲関心が高まり、対象への愛着も深まっていきました。

新学習指導要領において、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を進めることとなりましたが、深い学びの鍵として「見方・考え方」を働かせることが重要となります。生活科の教科目標にも「見方・考え方を生かし」という記述があり、石教研生活科部会としても見方・考え方をどう育てていくのか研究する必要があります。

対象(人・社会・自然)に繰り返し関わり、試行錯誤を行いながら体全体(頭・心・体)で学んでいき、自分と対象との双方向性のある活動を構成することで知的好奇心や探求心を生み出す。そうすることで、自らの思いや願いに支えられた体験が対象へのより深い理解につながったり、地域のよさや自然のすばらしさ、自分のよさに気付いたりし、愛着を育んでいくと考えています。

【研究仮説】

気付きを生み出す学習過程を構成して、体験的な学習活動を繰り返し行い、児童の気付きを自覚化させる適切な支援を行えば、意欲や自信をもって考えを表現できるようになり、児童の見方・考え方が育ち、対象に愛着を育むことができるのではないか。

研究内容1 

  • 「出会う・向き合う・振り返る」学習過程
  • 「対象に繰り返し関わりながら学ぶ」単元構成

研究内容2 気付きをもとに、見方・考え方を養うための教師の支援

      →教師の言葉かけやコメント、ワークシートやICT機器の活用


研究計画
令和3年度 研究主題 「子どもが学びの主役となる生活科を目指して」
        ~主体的・協働的な学びを通して深める愛着~

石教研生活科部会では主体性・積極性・観察力など「個人的な資質」の育成に対して成果を挙げることができました。一方で、「社会的な資質」の育成に向けた視点も今日的な課題と捉えることができます。「社会的な資質」とは、「同じ活動についてもその感じ方や興味のもち方がそれぞれ違うことに気付き、他の在り方を認める力であり、集団の中で自分の課題を発見しその解決に向けて行動していく過程で共に育ち合おうとする力」を指します。仲間と協働的な学習を進めていく中で、一人の時より楽しくなる体験や、より充実した経験ができたという実感を、一単位時間から単元の中で、
さらには単元構成に工夫を持たせた2年間の教育課程で積み重ねていく必要があると考えました。また、生活科においては子どもが学びの主役であることが何より重要になります。子どもたちの、対象に対する興味や関心はどこにあるのかを我々教師が丁寧に探り出会わせることで、子どもたちの「気になる」「学んでみたい」といった気持ちを刺激したり、見付けた課題を自分の力で解決するために、自ら考え(~したい)、自ら学ぶ力(~を調べたい・~を作りたい)を養っていったりすることが重要であると考えています。そもそも生活科は、子どもにとって他者から強制されたり、一方的に教えられたりして学習するといった性質の教科ではないことを念頭に置かなければなりません。

こうした実感をもとに進めていく授業を通して、その過程で関わる対象へのより深い理解につながったり、地域のよさや自然のすばらしさ、自分のよさに気付いたりし、対象への愛着につながっていくと考えています。

研究仮説他者との協働や伝え合い交流しあう活動を積み重ねていくことで、子ども一人一人の気付きや学びを質的に高め、その過程で関わる対象への愛着を育んだり、深めていったりすることができるのではないか。

研究内容1 協働的な学習の場面の設定
子ども一人一人の気付きや変容を「愛着」へつなげていくための教師の支援

研究内容2 「出会う・向き合う・振り返る」学習課程の工夫

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